最?線
「あんなカンジのデザインがしてみたい。」
デザイナーになりたての二十歳の頃はよくそんなことを考えていて、そのときが一番仕事が出来ない時期でした。(今もそんな出来てるとはいえんけど。)
当時に<あんなカンジ>の仕事がくるわけでもなく、仮にそんな仕事がきてたとしもモノマネスタイリングをする程度しかできなくてクライアントと揉めてただろうと思います。
・・・独立してはや半年。
依頼いただく仕事は<あんなカンジ>の仕事ではありません。
そもそも<あんなカンジ>の仕事なんぞは無いことを、ようやく身をもって気付きました。最近。
大学にいるときは俯瞰でデザイン業界だけを見ていただけで、デザインを依頼する側に目がいっていなかったことを反省しつつ、今はとにかく目の前にあることを結構真剣に取り組んでいます。
デザイン最前線の現場とはものすごく遠いところでデザインの仕事していますが、妙に居心地が良いです。危険な居心地の良さではなくて、自分の山をようやく登り始めた感覚です。
今、最?線を歩いています。
間違って盆地を歩いているだけかもしれませんが。
UPDATE : 2009.11.03